「失意のどん底」　って言ったら大袈裟だけど・・・・・
個人的にそんな事が立て続けにあった20代後半のある年の暮れ、
一組のバンドの音楽に出会った。

意味の分からん名前のロックバンド、もうすぐデビューするらしい。
1本のサンプルカセットテープ。
「見事に」としか言い様が無いくらいやられた。
風向きが変わった。
その日からずーっと、自分の喜怒哀楽の傍には必ずそのバンドの音楽があった。

40歳になった。
あの頃に比べたらいろんな事が変わった。良くも悪くも。
でも、その音楽はあの頃のまま自分の傍にある。
これからも。