「永遠なんてない」って誰かが言っていた。
世界の終わりとは自分の終わりのことなのかもしれない。
が、それまでずっと胸の中で鳴り響き続けている音楽がある。
もっと先へ行けよと促していくビート。
そんなに振り返るなよと叱咤するメロディ。
すべてを包み込んでいくロックンロール。
それがTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTという名の一瞬に宿った永遠。
長谷川 誠/ライター